白米に塩

日々の雑記。

映画「TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ」のぼんやりした感想

 

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TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ

映画の公式サイトです↓

映画『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』公式サイト | 鬼ヒット 上映中!

 

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どんちゃん騒ぎの気配しかしない予告編です!

 

  • あらすじ
フツーの高校生・大助は、同級生のひろ美ちゃんのことが大好き。修学旅行中のある日、大助は不慮の事故に遭ってしまう。目覚めるとそこは―深紅に染まった空と炎、ドクロが転がり、人々が責め苦を受ける、ホンモノの【地獄】だった!! なんで俺だけ!? まだキスもしたことないのに、このまま死ぬには若すぎる!!
慌てる大助を待ち受けていたのは、地獄農業高校の軽音楽部顧問で、地獄専属ロックバンド・地獄図を率いる赤鬼のキラーK。
キラーKによると、なんと、えんま様の裁きにより現世に転生するチャンスがあるという!
キラーKの“鬼特訓”のもと、生き返りを賭けた、大助の地獄めぐりが幕を明ける!!!!!

 

  • ぬるい感想

とっても長いPVをみていたような気分でした。私は大好きですこんなノリの映画。まさにどんちゃん騒ぎですよ!なぜここまで?というくらいの豪華なキャスト。その一人一人が濃かったです。主人公の関大助を演じる神木隆之介くん、キラーKを演じる長瀬智也さん(個人的に大ファン!)のやりすぎでは!?というくらいの変顔、というか演技に笑わせてもらいました。神木くんみたいなイケメンがすばらしいほどのバカキャラに仕上がってて気持ちよかったです。(笑)ここまでぶっこむかよ!?というくらいのネタ要素にお腹いっぱいになりました!

映画を見はじめてまずびっくりしたのは最初のバスでのシーンですね。あらすじにもある通り、修学旅行中の移動中にバスが谷底に落ちるという不慮の事故で主人公はなくなっちゃうんですが、主人公がこんなに一瞬で死んじゃう映画無いんじゃないでしょうか。けどこの死ぬシーンもコミカルに描かれてて、どんな人でも気兼ねなく見ることができると思います。

キラーKの「地獄へようこそ!」と印象的なセリフから始まる曲が個人的にとっても好みでして!サントラを買うことを検討しています。まだ売ってるよね・・・?

そして地獄のいかにも映画のセットです!という感じがすばらしくよかったですね。いい意味で古き良きというか。この映画の設定上、またそれがいい味出してたと思います。

 

最初のほうでも書いたのですが本当キャストが豪華すぎるんですよね。けどみんな地獄の住人なので、メイクが濃すぎて誰かわからないってことも。シシド・カフカさんとかもいたんですけど全然気づきませんでした。エンドロールのキャストのところで納得。本当私の文章じゃよくわからないと思うんですが、地獄から脱出するには閻魔様に認めてももらう必要があり、その認めてもらう方法がロックで対決しなくちゃいけない、みたいな・・・・わかりました?私もよくわかっていません。こういう物語の性質上、音楽方面のキャストも非常に豪華です!音楽好きな人はさらに楽しめるのでは?そしてミュージカルのように映画は進んでいきます。地獄版ディズニーみたいなそんな感じです。

ストーリーはとにかくコメディ色強めですが、ちょっと泣けるシーンなんかも。主人公の大助くんは童貞なんですけど、それがまたいい味出してました!やっぱり青春感でますよねいい童貞が出ると。童貞=青春映画ですよ。

輪廻転生をして大好きなひろ美ちゃんに会うことを目指すというのがこの映画の本軸なのですが、途中からキラーKの過去も絡んできます。コメディ色強め(というかコメディなんだけど)のこの作品は、正直ご都合主義てきな部分もあるように感じる部分もありました。それでも私はとっても気に入りましたけど!あと、使われてる音楽が非常によかった。そこもまたポイント高いです。

頭をからっぽにして見れる映画です。落ち込んでる時なんかにダラダラしながら見たらちょっと元気をもらえる、そんな映画です!

では、夏目リリでした。